今回は養殖ヨコ(本マグロの子)の受け取りを行っている、宇佐統括支所へお邪魔してきました。

大きい物で3m、重さ400kgを超えるものも稀にあるという本マグロ。成長するのに時間がかかる事や、小さな傷が死につながるほど皮膚が弱いこともあって希少価値が高く、「黒いダイヤ」とも呼ばれています。

本マグロの養殖は幼魚が黒潮に乗って回遊してくる西日本各地で行われており、その受け取りは高知県でも東は寒ノ浦から西は宿毛までと広く行われています。本マグロの産卵は夏。受け取りの期間は例年7月上旬から
11月位までだそうです。

    
        沖に浮かぶイケス              漁師さんが帰ってきました           船からイケスへ、素早く移します


取材をさせてもらった宇佐統括支所では、約10年前から幼魚(ヨコ)の受
け取りを始めたそうです。
土佐沖で漁師さんが釣ってきたヨコを漁協が受け取り、そして養殖業者へ
渡す。その流れが海の上で行われているのです。

      
                                                 これがヨコ 網の底にも注目!

宇佐湾に浮かぶイカダにお邪魔すると、そこにはイケスが5基並んでいました。1基12m(縦)×12m(横)×7.5m(深さ)。漁師さんが釣って帰ってくるとすぐにこのイケスに放します。受け渡しされるのは約20cm位のヨコで、単価は事前に決まっているそう。ある一定までここで成長させ、数がまとまってきたら養殖業者さんの本である奄美大島へ船で移動させるそうです。そしてそこで2~3年かけて200g~500gのヨコワが約30kg~80kgまで成長し、市場に出回るようになります。

受け渡しの時には魚体に傷がいかないよう、網の底は水がたまるようになっていました。小さなヨコはかわいらしかったですが、この子が2~3年で自分よりもはるかに大きくなると思うとすこし不思議な感じもしました。何はともあれ、元気に大きく育ってほしいです。

              
                     エサやりは朝夕の2回
                   えさをやりに近づくと、音で寄ってくるそう

   
JF高知県漁業協同組合
高知県漁業協同組合|本所 〒780-0870 高知県高知市本町1丁目6番21号 高知県水産会館2階 TEL088-854-3600/販売部 〒781-0240 高知県高知市横浜1814-1 TEL088-803-7611
ヨコの受け取り
トップ アクセス