10月8日(土)、安芸郡奈半利町の藤村製絲工場(近代化産業遺産)跡地にて行われた「浦の寄席」を見に行ってきました。この建物は国の登録有形文化財であり、平成19年には経済産業省から「近代化産業遺産」にも認定された歴史的価値の高い建物です。

今回が2回目の開催となるこの「浦の寄席」は、地元の“なはり浦の会“
主催によるもので、今年も地元加領郷小学校の5年生と6年生、合わせ
て6人の「加領郷亭わらべ一座」による寄席が前座として披露されました。

加領郷はキンメダイの炊き込みご飯や船上天日干しスルメイカなど、味
どころ満載!ゆったりとした空気の流れる漁師町で、国道55号からも
見える漁港のカラフルな壁画は、この加領郷小学校の児童によって描
かれました。
         

さてさて、寄席の話に戻りまして・・
子供達による演目、『平林』『時そば』『はつてんじん』は2人1組で演じられ、小学生ならではの垢ぬけない素朴さと可愛さも相まって観客の笑いを誘っていました。

私は寄席というと何と無くテレビの笑点のようなイメージを持っていたのですが、子供達の軽妙なやり取りを聞いていると漫才のボケとツッコミに似た感じを受けました。寄席も漫才も、歴史的には古くどこか共通する部分があるみたいです。
                  

加領郷小学校の寄席の取り組みは、学習発表会の1つとして 8年前から行っているそうです。特に『はつてんじん』を披露した6年生の2人、“竹ヶ谷みきちゃんに”と“ハウス亭スイカ姫”は堂々としたものでしたよ!最上級生という事もあってか、なかなか板についたものでした。

『平林』の“安岡まるのすけ”と“山中亭お姉ちゃんに”は、トップバッターという事もありこちらも緊張していたようですが、全く緊張している様子を感じさせない落ち着いたものでした。ポンポンとテンポの良い2人のやり取りが、観客側で初めて寄席を聞いた私にも心地よく響いてきました。

5年生の『時そば』を披露した“大西亭算数得意のすけ”と“畠山ひろのすけ”は、本人達も緊張したと言っていましたが、のっけからタイミングが合わずに「せーのっ!」という掛け声がマイクに拾われ、逆に観客の笑いを誘っていました(つかみOKはという所でしょうか)。大西君のお父さん曰く、「将来は落語家にしたい!(笑)」とのこと。将来が楽しみですね、お父さん(^-^*)♪♪

子供達の寄席に続いては、いよいよメインイベンターである古今亭菊六さんの登場です!来年には真打昇進が決まっていて、今後ますます活躍が期待される落語家さんです。やはりプロの方はすごいですね、前座の子供達が作った元気な雰囲気を、そのまま上手く引きこんであっという間に自分の空間を作ってしまいました。不意に会場に迷い込んだコウモリも、その場でネタにしてしまいましたよ。


    
     加領郷わらべ一座そろいぶみ      背筋もピンっとはって、緊張感が伝わります       真打登場!古今亭菊六

                  


今回初めて寄席を間近で見せてもらい、日本の古典芸能の面白さと奥深さを堪能させてもらいました。そして子供達には落語を続け、周りの人達に笑いと元気を与えていって欲しいと思いました。




JF高知県漁業協同組合


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加領郷亭わらべ一座も参加

第2回 浦の寄席

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