組合長 挨拶

 

   当組合は、設立以来の繰越欠損金を合併9年目の平成28年度に解消し、漁村・漁業者を守るための県一

  漁協構想へも取り組んでおります。

  今年度は内部監査体制の構築と資金管理の徹底、さらには財務管理の集中化や職員人事の適正化を実施

  し、組合員の皆様の信頼回復に全力で取り組んでまいります。

   平成29年度の水揚高は、モジャコ漁や延縄漁、採介やシイラ漁などが不振でしたが珊瑚漁やシラスパ

  ッチ網漁、立縄漁や定置網が堅調に維移し、当期剰余金も69百万円と計画を上回ることが出来ました。

  また、販売子会社も122万円の黒字計上となり、合算すると7千万円の剰余金となりました。組合員の皆

  様、関係団体の皆様のご支援・ご協力に感謝申し上げます。

   今年度は設立から11年目を迎え、その間に社会環境は大きく変化しました。水産資源の国際的な管理

強化人口自然減による経済の縮小や人材不足等。また、関係団体でも変化がみられ、漁業共済や共水連の合同化や全国化に始まり、漁船保険組合も統

一され、基金協会も全国統一に進んでいます。そんな中、水産業・漁村の多機能的な役割り、水によって陸からの栄養分が食物連鎖により魚介類に蓄

積され、それを漁民 が再び陸に水揚げし消費される物質循環機能、藻場から干潟を維持管理し、海浜清掃などにより環境を保全する機能、漁場・漁

村による海の監視ネットワーク機能などの重要性が、広く認識されるようになって来ました。今年は「第38回全国豊かな海づくり大会~高知家大会

~」の開催があり、さらに水産業や漁村への関心が高まったことと思います。新規就業者の確保・育成も重要ですが、現役の漁業者の生活を守ること

も大切な課題です。浜の活力再生プランの実現に取組み、漁船リース事業やもうかる事業など、国の施策を積極的に活用し、生産性の向上を図ってま

いります。また、漁港・漁村の機能を十分に考慮しながら、老朽化した施設や職員の人材不足に対応するため、将来の県一漁協のあり方を見据えた、

 市場の集約化や支所の適正な配置等にも取り組んでまいります。 

 今後も各浜の課題に向き合い、その解決に役職員一同全力で取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 

  

 

                                                 代表理事組合長  澳本 健也