めじかひき縄漁業

 

 全国1の漁獲量を誇る高知県のメジカは、ひき縄釣りという方法で主に漁獲され

 ています。周年高知県の沿岸で漁獲されますが、主な漁場は足摺岬周辺から叶崎

 沖周辺となっています。

 

 冷凍のイワシシラス、イカナゴ、アミ類などを撒き餌に使い、集まってきたメジ

 カをメジカカブラで釣る漁法です。

 漁場では、船を左旋回で円を描き、撒き餌が常に円の中心に来るように操船しま

 す。撒き餌はプラスチック製の容器に冷凍したままの餌を入れ、これに海水を徐

 々に流して溶け出していく仕組みになっており、一人でも操業できるようになっ

 ています。

 一人乗りの場合は左図のように4~5組の漁具、二人乗りの場合は6~8組の漁

                               具を使用します。

 

主な操業の時期 周年
主な対象魚 マルソウダ(メジカ)、ヒラソウダ(スマ)